バラン考

先日の福井遠征が散々たったので、対策めいたものを考えました。

実はこれには伏線がありまして、今までバランをバカにしてきました。

ホームでの、ワークバンドのアンテナと80mのGPのSWRが高いのが頭痛の種でしたが、

何とバラン挿入で一発で改善。どうもSWRの低い所が広がる感じです。

アナライーザーで計測するとソコソコなのですか、同軸を繋ぐと悪化。平衡アンテナに

不平衡の同軸を繋ぐ訳ですので何もないのが不思議だつたのかも・・・

 

と云う事でバランを制作すべくネットサーフィン。そして試作。

30MhzでもSWR1.0

ついでに、コモンフィルターを追加

測定器が無いので、コモンの減衰量は測りようがないですが、ソコソコの値は有る筈。

総合SWRは、21mhzまで1.0、挿入損失は40mで-0.2db。うん、メーカー製並。

同軸ケーブルは、普通の1.5D2V。試しに100w通してみたのですが、ビクともしないで

す。100Wレベルであれば、テフロンケーブルなんてオーバースペックでないかと・・

実戦投入

by 早月川緑地公園

近くの公園で試験運用。ノイズは皆無でして、気持ちよく運用出来ました。

フェライトバーに22回、フェライトコアに22回。合計44回同軸を巻いたので少しは効果

があったかな・・・

 

エレメント長10m(7mhzでフルサイズ)ですが、40mは当然SWR1.0。30mや17mでもリグ

のチューナーで行けました。心配していたバラン・コモンフィルターの発熱も無く100

点の出来でした。良かった・・・・・

最後に、フェライトバーが欲しくって犠牲になった短波ラジオに合掌 チーン 安らか

に眠れ。